壁紙は室内のホコリや結露、油汚れや手アカなどの付着により、徐々に汚れていきます。

結露は、カビの発生や壁紙のハガレにつながる恐れがあります。壁紙の仕上り時の美しさを長く維持していただくためのポイントや、上手なお手入れ方法をチェックしましょう。

おさえておきたい!キレイに保つための3Point

point1 日常のお掃除とお手入れ

直尃日光から保護しましょう。

壁紙は紫外線を嫌います。直射日光が長時間当たる壁面では、紫外線により壁紙の劣化と変退色が徐々に進みます。
カーテンやブラインドを使用し、できるだけ壁紙を直射日光にさらさないようにしましょう。

熱風、高温を避けましょう。

壁紙は熱風や高温を嫌います。ストーブ等の暖房器具の熱風は直接壁紙にあたらないように調節してください。熱により壁紙が変形、変色することがあります。

 粘着テープを貼らないようにしましょう。

壁紙にはセロハンテープやガムテープなどの粘着テープを使用しないでください。テープの粘着剤が壁紙に移行し、壁紙の変色や汚れの原因となります。
壁紙に移行してしまった粘着剤は取り除くことが難しいのでご注意ください。また、粘着テープは剥がすときに壁紙を破損する場合があります。

換気をしましょう。

タバコの煙や台所からの油煙は、壁紙を短期間で黄変させてしまいます。こまめに換気し、室内の空気をキレイに保つように心がけてください。汚れやすい場所には汚れ防止機能を備えた壁紙を使用することをおすすめします。

壁紙にキズをつけないような工夫をしましょう。

壁紙表面の破損は補修が困難です。普段生活するうえで、家具の角を壁紙に当てないようにするなどの工夫をしてください。傷が付きやすい場所には、表面強化機能を備えた壁紙の使用をおすすめします。

家具を壁面に密着させないことが大切です。

壁紙に家具を密着させると、家具の塗料に含まれる色素や、ベニヤの色素により壁紙が変色する場合があります。また、食器棚などを壁紙にくっつけてしまうと風通りが悪くなり、結露やカビが発生する恐れがあります。壁紙の変色や結露を防ぐためにも、家具と壁紙の間に空間の余裕をもたせるようにしましょう。

壁紙にハガレが生じたら?

ハガレが広がる前に文具糊あるいは木工用水性接着剤を壁紙の裏面に塗りつけ、圧着して補修してください。面積が広い場合はプロに相談したほうが良いでしょう。

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point2 汚れへの対処法

大切なのはすぐに拭き取ること。

飲食物や調味料など水性の汚れが壁紙に付着したら、すぐに中性洗剤を薄めた水で絞った湿布を使って拭き取った後、乾いた布で拭き取るようにしてください。仕上げに水で絞った湿布を使い、最後に乾いた布で水分を拭き取るようにしましょう。
シンナー、ベンジンなどの有機溶剤は、壁紙表面が変質したり色落ちが発生する恐れがあるので、使用しないようにしてください。

注意したい汚れ。

油や樹脂成分による頑固な汚れは、いったん壁紙に付着すると取り除くことができなくなります。付着させないような配慮が大切です。
また、スプレー式の薬品(殺虫剤、塗料など)や、キズ薬などの医薬品、化粧品は、いったん付着すると壁紙が変色、着色され、元に戻すことが非常に難しくなります。

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point3 壁紙と結露対策

結露はカビを発生させるだけでなく、シミやハガレの原因となります。カビは壁紙を汚染するだけにとどまらず、アレルギーの原因にもなりかねないので、しっかり対策をしておきましょう。

水蒸気の発生源を少なくしましょう。

冬場、窓ガラスにびっしりと付いてしまう結露。室内の湿度が高いと、ちょっとした温度差でも結露が発生します。そのままにしておくとカビの原因になってしまうため、注意が必要です。
暖房機器や加湿器を使用する際は、湿度が高くなりすぎないよう注意してください。

換気、除湿をこまめにおこないましょう。

結露は室内の水蒸気量と壁面やガラス面の温度が影響して発生します。こまめに換気を行なうことで室内が湿度の低い外気と交ざり合うようにすれば、相対湿度も上がらず結露も発生しにくくなります。お風呂の換気扇を回しつづける、ストーブをエアコンに変える、除湿材を使い湿度を下げる・・・など、除湿の方法も様々です。
窓ガラスに結露を発見したときは、ガラスの水分を拭き取るとともに、周囲の壁にも水分が付着している可能性があるので、拭き取るようにしましょう。

 通気性を良くしましょう。

結露の予防には、換気が不可欠ですが、換気だけでなく室内の空気の流れを良くすることも効果的です。家具の後ろなどの空間に余裕をもたせ、家全体の空気の流れをよくする工夫をしましょう。家具と壁との間を5cm程度あけるだけで通気性はぐっと良くなります。湿気が気になる部屋には、通気性に優れた壁紙を使用することもおすすめします。