プロに学ぶインテリア

プロに学ぶインテリア 第20回

日本最大のインテリアの展示会第26回JAPANTEX2007 レポート

東リブースの今年のテーマは「TOLI MODE」

床暖房とカーペット・ラグでお部屋の中も冬支度3

選ぶ、組み合わせる、暮らしを着替える

会場では、今年の秋からはじまった新しいTVCMを放映しながら、新商品のカーテン「エルーア」をはじめ、パイル糸の工夫で立体感や光沢感のあるデザインが特長のタイルカーペットやグッドデザイン賞を受賞した変形サイズのタイルカーペットなどオリジナリティの高い商品の数々がテーマに合わせてディスプレイされています。

まず目を惹くのは、会場内に展示されているドレスの数々。贅を尽くした刺しゅうやレース、光沢のある生地が幾重にも重ねられ、まるで高級仕立て服、オートクチュールのよう。

実は、このドレスはすべてカーテン生地なのです。さらに縫っているのではなく、すべてピンで留めています。デザイナーの塚本佳世さんが会場でひとつひとつ仕上げました。

ドレスのディスプレイには、ライフスタイルに合わせて、インテリアを「選ぶ」、「組み合わせる」、「暮らしを着替える」というメッセージが込められています。

カーテン生地で作られたダイナミックなオブジェ

カーテン生地で作られたダイナミックなオブジェ

床暖房とカーペット・ラグでお部屋の中も冬支度4

5つのキーワード

「TOLI MODE」をテーマに、東リでは、インテリアトレンドの5つのキーワードを提案しています。キーワードに沿って、カーテン、壁装材、床材、カーペットなどのインテリアエレメントを展示・紹介しました。

Change (チェンジ)

見る方向や光のあて方によって表情が変化したり、季節によって表裏を変換できるアイテムで構成。個性的な空間づくりや、パーソナルに変化や暮らしを楽しむことを提案しています。きらめき感が特長の床材やカーテンが印象的です。

「エルーア」のリバーシブルの生地のドレス

「エルーア」のリバーシブルの生地のドレス です。ウエスト部分の紐は何とタッセルなのです!

Luxury (ラグジュアリー)

ホテルライクで上質感漂う空間づくりを実現するためのアイテムを集めています。素材が持つ本来の美しいテクスチャーを存分に活かし、優雅で気品のあるイメージを演出。

リヨン織物シリーズなど本物志向のカーテン「ビレント」や木目調化粧仕上げ材「リアルデコ」などで構成したコーナーです。

「ビレント」の生地で作られた上質感漂うドレス。ディスプレイの中で一番人気でした。

「ビレント」の生地で作られた上質感漂うドレス。
ディスプレイの中で一番人気でした。

J-cool (ジェイ-クール)

日本文化に見られる伝統美を継承しながらも、現代の洗練された機能美を融合。心の豊かさを問われる時代にふさわしい、新しいインテリア空間を提案しています。

漆の深い光沢が美しいチェア、和紙の照明器具など日本の伝統的な技法を現代に生かしたデザインが注目を集めました。
シンプルな構成がクール(かっこよくて、おしゃれ)な現代日本を表現しています。

そして床には、タイルカーペット「ソコイタリ インスピレーション」が敷かれています。
“一見地味でも、よく見ると細かいところまで、すごく行き届いている”という日本人の美意識がコンセプトのタイルカーペットです。
光沢の強いブライト糸と、光沢の弱いダル糸を組み合わせ、さらにパイルの高低差で立体的な質感を表現していて、見る角度や照明によって印象が異なる地模様がきれいです。

床のタイルカーペットは「ソコイタリ インスピレーション」。細かいところまで屈みこんで見られたり、皆さんの熱心な姿が印象的でした

床のタイルカーペットは「ソコイタリ インスピレーション」。
細かいところまで屈みこんで見られたり、皆さんの熱心な姿が印象的でした

Transparence (トランスペアレンス)

レースカーテンを中心としたシースルー感やクリアな質感が、視線や光、空気を取り入れ、内と外の融合をイメージさせます。都会における自然と人とのコミュニケーションを演出。

今年も会場のあちこちで透過性のある素材を目にしました。透明感や透過する素材は今年もインテリアのトレンドのひとつです。
このコーナーにはレースのカーテンが掛けられ、床も壁も白で統一されています。カーテン地のレースをふんだんに使った純白のドレスはウエディングドレスのようで、思わずうっとり。

レース生地をふんだんに使ったウエディングドレス

レース生地をふんだんに使ったウエディングドレス

Ageing (エイジング)

流行に左右されず、実用性とデザイン性を楽しむアイテムです。永い期間使い続けられたイメージからくる温もり感は、洗練さとは対極の経年で熟成する様子を再現してみました。

十二単を思わせるカーテン地はまさに組み合わせの美、そのもの。年月を積み重ねて生まれる魅力を表現しています。
インテリアで柄と柄、異なる色を合わせるのは、むずかしいものですが、組み合わせることで新たな魅力が生まれることを実感しました。

十二単を思わせるカーテン地はまさに組み合わせの美です。

十二単を思わせるカーテン地はまさに組み合わせの美です。

同時開催のプロ向けのIPEC東リブースにおいては、3年連続グッドデザイン賞を受賞したタイルカーペットを展示しました。

来場者の投票によって決定されるJAPANTEXの「ブースディスプレイコンテスト」で東リブースは「ネクストデザイン賞」を受賞しました。

「着替えるようにインテリアを楽しむ」をテーマにドレスで表現されたインテリアのトレンド。
そのまま使うのはむずかしいかもしれませんが、インテリア素材や色柄の組み合わせは、おうちでも参考にしたいですね。

今年のJAPANTEXを通して感じたことは、日本的なものが再び注目されていることです。これまでは海外をお手本にすることが多かったのですが、身近な日本にも、ステキなデザインがたくさんあることを実感しました。

来年11月に開催されるJAPANTEXでは、どんなテーマでどんな展示がされることでしょうか。今から楽しみですね。今年、会場に行けなかった方は来年こそは、ぜひ会場を訪れてみてください。

オープンな空間に様々なコンセプトが並んだ今年の東リブース

オープンな空間に様々なコンセプトが並んだ今年の東リブース。
来年は一体どんなテーマの展示になるのでしょうか・・・?

東リ 東京ショールーム

東リ東京ショールームでは、専門スタッフがお客様おひとりお一人にぴったりのインテリアアドバイスを行ないます。

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