プロに学ぶインテリア
プロに学ぶインテリア 第9回
ひなまつり
お部屋を模様替えして和の演出を
今年は暖冬でしたが、日ごとに陽射しも明るくなり、いよいよ春の気配を感じます。
3月3日は桃の節句。ひな人形は、もう出しましたか?
最近では、玄関やリビングに飾る家庭も多いようです。
ひな人形を飾るついでに、お部屋を春らしく模様替えしてみてはいかがでしょう。
ひな人形、どこに飾りますか?
インテリアトレンドを知るには欠かせない展示会
平安時代からはじまった桃の節句
ひな祭りの始まりは平安時代までさかのぼります。昔の日本には季節の変わり目に端午(たんご)や七夕などの5つの節句があり、貴族の間では、身のけがれをはらう大切な行事でした。そして、その節句のひとつである旧暦3月3日の「上巳(じょうし)の節句」が後に「桃の節句」になりました。
この行事が紙の着せかえ人形で遊ぶ「ひいな遊び」と結びつき、紙人形を川に流す「流しびな」へと発展していきます。
室町時代になるとひなまつりが3月3日に定着し、宮中では豪華なひな人形が飾られるようになりました。それが広がり、今のひなまつりの原型になっていきました。もともとは向かって右が男びな、左が女びなでしたが、明治時代の洋風化などから現在では逆に飾ることが多くなりました。
「流しびな」や「吊りびな」など、今でも全国各地には伝統的な行事や風習が残っています。
カーテンKTA5072 スタンダード縫製、
レース KTA5600 バルーンシェードAコード式、
クッション KTA5072,KTA5070
透過する素材が外側と内側をゆるやかにつなぐ
模様替えの絶好のチャンス
これまでは、ひな人形を飾る場所といえば和室の床の間が一般的でしたが、マンションなどでは和室のない住まいも増えているため、最近では、リビングルームやダイニングテーブルの上に飾るお宅も多くなっています。収納場所に悩む家庭が多いことから、最近では、箱ごと飾れる収納式のひな人形もトレンドになっているようです。
なかには、つい億劫になって、しまいっぱなしという人もいるのではないでしょうか。全部出すのがたいへんという方は、男びなと女びなだけの親王飾りという手もあります。これなら限られたスペースでもひな人形が飾れます。
伝統的な行事を見直し、暮らしの中に取り入れていくことで、季節の変化を感じたり、暮らしをより楽しむことができます。せっかくの桃の節句。ひな人形を飾るついでに冬の間、気付かないうちに溜まっていたほこりをお掃除したり、カーテンを替えたり、春らしい小物を飾ってみましょう。お部屋がすっきり片付くと、なぜか心までも軽やかになってきます。
KTA5507 プレーンシェードA コード式