リヨン織物美術館のコレクション

春まであと少し。
心豊かに毎日の暮らしを充実させるため、
シンプルなお部屋にほんの少し手を加え、リッチでグラマラスな空間をつくりませんか。
今回は、トレンドのデコラティブの本流、伝統的なヨーロッパの織物装飾を忠実に再現した
リヨン織物美術館コレクションのカーテンをご紹介しましょう。

Chapter01 デコラティブの本流を極める

フランスで開催されるインテリアの展示会、メゾン・エ・オブジェなどでも話題になっている「デコラティブ」。中でもベルサイユ宮殿に代表されるバロック様式などをアレンジしたものが注目されているそうです。

ベルサイユといえば、やっぱりマリー・アントワネットを中心にした壮大な物語「ベルサイユのバラ」ですよね。18世紀のフランス、ルイ王朝時代は、貴族たちが衣食住のすべてに贅を尽くした時代。そのせいで財政が苦しくなり、貧窮した民衆によって革命が起きてしまうのですが…。

18世紀中頃にフランスでつくられた原布を再現したカーテン

窓辺をトータルに演出するウィンドトリートメント

世界的な金融危機のあおりを受けてかどうか、なんだか我が家も緊縮財政です…。外出する機会が減った分、おうちで過ごす時間を充実させたいと思っています。

すっきりシンプルに仕上げたお部屋もいいけれど、カーテンの選び方を工夫したり、ほんの少し装飾を加えることでトレンドのデコラティブのインテリアが実現できます。ステキなお部屋で心を豊かに暮らしたいですよね。
ヨーロッパの装飾の歴史を紐解くのはまたの機会にして、さっそくセンスアップのポイントをご紹介しましょう。

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Chapter02 18世紀フランスで流行した織物を再現

リヨンはパリに次ぐフランス第2の都市。郊外にはミシュランの3つ星レストラン、ポール・ボキューズのお店があることでも有名です。昔から絹と織物のまちとして栄えてきました。そんなリヨンには、世界の織物芸術の粋を集めたリヨン織物美術館があります。

コレクションはフランス国内はもとより、スペイン、イタリア、イギリス、ドイツなどヨーロッパを中心に織物や刺繍、レース、プリント生地などが幅広く展示されています。ペルシャ絨毯やビザンチン式織物、日本の着物など東洋のコレクションも充実。マリー・アントワネットの仕立て人がつくった舞踏会のドレスなどもあるそうです。

リボンと花のモチーフがエレガントなカーテン

モダンな空間にも合わせやすい白地にベージュ、ブラウンの花柄

このコレクションの中から、現代の日本の住まいにアレンジしやすい色柄を選び、原布を再現したのが「リヨン織物美術館」シリーズです。18世紀フランスのものが多く、優美な植物文様が特長です。

従来は、ゴブラン織りなどの織物カーテンはドライクリーニングが主でしたが、今では家庭の洗濯機で手軽に洗えるウォッシャブルの生地もあるので、清潔さを保てるし、安心ですよね。

最近ではカーテンもプレーンなスタイルが増えていますが、寒い季節には厚手の生地で、ヒダをたっぷりとったドレープカーテンならば、窓から伝わる冷たい外気も防げますし、暖房効率も高まります。

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Chapter03 シンプルな家具と合わせてスタイリッシュに決める

ペルシャ絨毯に花鳥風月をモチーフにした織物カーテン…伝統的な柄のファブリックスをヨーロピアンエレガンスの家具に合わせるのは憧れの定番スタイルです。

でも今ある家具はシンプルなものばかり…。そんな時におすすめなのがプレーンシェード。
シンプルでモダンな家具に合わせてスタイリッシュに決めるには、濃い目の地色のカーテンを選んでみるとシャープな印象になります。

木目調の壁パネルとカーテンでグレード感あるインテリアに

モノトーンの空間に映える青紫のプレーンシェード

最近のマンションではたいてい壁は白っぽい壁紙ですよね。ラグジュアリーホテルのようにお部屋を格調高く落ち着いた印象にしたい時には、壁を濃い目の色の木目調に変えてみてはいかがでしょう。大掛かりな工事をしなくても壁紙を張り替える気軽さで一部だけを変えることもできます。
木目調の壁パネルに合わせてカーテンもシックなものに架け替えてみましょう。

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Chapter04 タッセルなどの装飾小物で差をつける

ヨーロッパの伝統はカーテンの柄だけではありません。ウィンドトリートメントという言葉があるように窓全体の装飾スタイルを考えたコーディネートがとっても充実しています。

たとえば、プリーツタイプやストレートタイプなどさまざまなスタイルがあるバランス(上飾り)。バランスはカーテンレールを隠すだけでなく、インテリアを仕上げる重要な要素です。お部屋のグレード感もアップすること間違いなし!

タッセルやブレードなどのカーテンアクセサリー

ピンクの基調色と小花模様でやさしい印象に。クッションにはカーテンとお揃いのフリンジ

それから忘れてはならないのがタッセル。カーテンを束ねておくためのひもや房飾りのことで、装飾ポイントの重要なアイテムです。

カーテンと共生地にするケースが多いのですが、房付きのタッセルでコーディネートすればあなたもインテリア上級者。トリム付きやリボン、フリルタイプなど、色はもちろん、種類もさまざま。凝ったタッセルでワンランク上の演出に挑戦してみてはいかがでしょう。

さらにカーテンのすそなどにブレードやフレンジなどの飾りをつければ豪華さが一段と上がります。カーテンと共布や同系色でつくったクッションにもお揃いの飾りをつければデコラティブなインテリアの完成です。
ラジュレのマカロンをいただきながら、おうちで優雅なティータイムをお楽しみください。

リヨン織物博物館(フランス語、英語)